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Text File  |  1996-04-06  |  6KB  |  172 lines

  1. KanaKiller1.2
  2.  
  3.  
  4. KanaKillerについて
  5. ------------------
  6. 当初はインターネットでメールを送るときに半角カナを全角カナに変換する
  7. ために作成しました。その後、要望を頂きDTP向け機能を追加しました。
  8.  
  9. 680x0上でもPowerPC上でも最適に動作するFATバイナリで、PowerPC上での大
  10. 量データ処理が高速です。
  11.  
  12. KanaKillerは以下のような文字変換を行います。
  13.  
  14. 1.テキストデータ中の半角カナ文字を全角カナ文字に変換します。
  15. 2.テキストデータ中の全角英数字・記号を半角に変換します。
  16. 3.機種依存する特殊文字(注  参照)を〓に置き換えます。
  17. 4.DOS、Unixの改行コードをMacの形式に変換します。
  18. (1については同梱ドキュメント「変換見本」参照)
  19.  
  20.  注)特殊文字の範囲(個別に処理設定可能です)
  21.  ・NEC罫線と2バイトカナ(849F-86FC)
  22.  ・NEC外字     (8740-879C, ED97-EEA0)
  23.  ・未定義領域A (879D-889E)
  24.  ・未定義領域B (EEA1-FCFC)
  25.  
  26. 利用用途は:
  27. 1.インターネットでデータを送るとき半角カナ文字を取り除く。
  28. 2.異機種間でデータをやり取りするときのチェックに。
  29. 3.DTPで出力時に問題となる文字のチェックに。
  30.  
  31. 使い方は簡単です。
  32.  
  33. 【方法1】変換したいテキストファイルをドラッグ&ドロップする。
  34.  ドロップしたファイルが直接変換されます。ファイルメニューの
  35.  「開く...」を使うこともできます。
  36.  
  37. 【方法2】クリップボードに変換したいテキストをコピーして変換を実行。
  38.  変換したいテキストをコピー後、KanaKillerに切り替えて編集メニューの
  39.   「クリップボードを変換」を選んでください。そのあとエディタなどにペー
  40.   ストしてください。
  41.   ただし、クリップボードの大きさは限られているようですので、大量のテ
  42.   キストデータは処理できません。
  43.  
  44. SJISのみ対応しています。EUC、JISなどへのコード変換は行いません。
  45.  
  46. テンポラリメモリを使用しますので、KanaKillerへのメモリ割り当てを増や
  47. さなくても大きなファイルを処理できるはずです。
  48.  
  49.  
  50. 【変換設定】
  51.  
  52. 編集メニューの「変換設定」により、以下の項目を設定できます。
  53. すべてではありませんが、バルーンヘルプも使用可能です。
  54.  
  55. ・半角カナを全角に変換(当初KanaKillerの機能)
  56.   ------------------------------------------------------
  57. 以下の文字を半角に変換する
  58.  
  59. ・全角アルファベット26文字
  60. ・全角数字(0〜9)
  61. ・全角括弧(){}[]
  62. ・全角コロン、セミコロン :;
  63. ・全角記号,.?!^/+−=<>¥$%#&*@_
  64.   ------------------------------------------------------
  65. 以下の文字を〓に変換する
  66.  
  67. ・NEC罫線と半角2バイトカナ(849F-86FC)
  68. ・NEC外字     (8740-879C, ED97-EEA0)
  69. ・未定義領域A (879D-889E)
  70. ・未定義領域B (EEA1-FCFC)
  71.   ------------------------------------------------------
  72. 改行コード:
  73. ・DOS→Mac(LFを削除)
  74. ・Unix→Mac(LFをCRに変換)
  75. ・自動変換
  76. ・何もしない
  77.   ------------------------------------------------------
  78. ・処理完了時に報告する(処理文字数をお知らせします)。
  79.   ------------------------------------------------------
  80. 処理結果の保存場所
  81. (処理結果ファイルには.kkが付加される場合があります)
  82.  
  83. ・オリジナルを置き換える(元のファイルは削除されます)
  84. ・オリジナルと同じ場所(元のファイルと同じフォルダ内にファイルを作成)
  85. ・デスクトップ
  86. ・たずねる(保存場所を指定できます)
  87.   ------------------------------------------------------
  88. 出力ファイルのクリエータ
  89. (空白の場合は元のファイルのクリエータとなります)
  90.  
  91. ファイルを開く、ファイルをドロップするときにoptionキーを押していると
  92. 上記の変換設定を一時的に変更できます。
  93.  
  94.  
  95. 注意書き
  96. --------
  97. このプログラムを使用することにより起きた損害に対し、作者はいかなる義
  98. 務を負いません。ご自分で注意して使用してくださるようお願いします。
  99.  
  100.  
  101. 配布・転載について
  102. ------------------
  103. このプログラムはフリーウェアです。オリジナルの構成のまま変更を加えな
  104. い限り、配布・転載は自由に行なうことができます。
  105. ただし、作者の許可なく販売や商品へ添付することは禁止します。バグレポー
  106. ト、ご要望などはメールしていただけると幸いです。
  107.  
  108.  
  109. 修正履歴
  110. --------
  111. Version1.0.5(6/22/1995)
  112. ・ドラッグ&ドロップで起動したときも処理完了ダイアログ表示
  113. ・「る」、「&」などの2バイト目が0x81-0x9Fまたは0xE0-0xFCである文字に
  114.   続く半角カタカナが変換されないバグを修正。ご指摘頂いた佐藤一彦氏に
  115.   感謝します。
  116. Version1.0.6(7/3/1995)
  117. ・クリップボードの変換をサポート
  118. Version1.0.7(9/25/1995)
  119. ・ヴをヴに変換。(従来はウ゛に変換)
  120. ・処理終了時に変換文字数を表示
  121. ・オプションで全角アルファベット、数字、記号を半角に変換
  122. ・テンポラリメモリを使用して変換するように修正
  123. (アプリケーションメモリの割り当てに制限されません)
  124. Version1.0.8(9/29/1995)
  125. ・終了時にオプション変換文字数を報告
  126. ・半角カナと濁点(半濁点)が行をまたがるときも全角一文字に変換
  127. Version1.1(3/29/1996)
  128. ・記号全角→半角変換を記号と丸括弧に分離
  129. ・機種依存文字を〓に変換するオプション追加
  130. ・処理結果保存方法を設定可能とした
  131. ・PowerApplicationになった
  132. Version1.2(4/6/1996)
  133. ・2バイト括弧の変換に{}[]を追加
  134. ・2バイトコロン、セミコロンの変換を追加
  135. ・2バイト記号の変換に<>¥を追加
  136. ・NEC外字の範囲を8741-877C、EE41-EE9Cから8740-879C, ED97-EEA0に変更
  137. ・未定義領域Bの範囲をEEA1-FAFCからEEA1-FCFCに変更
  138. ・保存場所をたずねる場合にファイル名に.kkを付加
  139. ・改行コードの変換を追加
  140. ・出力ファイルのクリエータ設定を付加
  141. ・変換設定ダイアログにバルーンヘルプをつけた
  142.  
  143.  
  144. 感謝
  145. ----
  146. 杉山琢保氏、川原茂樹氏、井上明氏
  147.  
  148. 開発にあたり、有益なご意見、バグレポートを頂いたことに感謝します。
  149.  
  150.  
  151. 参考資料
  152. --------
  153. ANSI C言語辞典 (技術評論社)
  154. 漢字Talk7プログラミングTHINK C 下巻 (BNN)
  155. 漢字Talk7プログラミングツールボックスプログラミング (BNN)
  156. THINK Reference (Symantec)
  157. Macintosh Programmer's ToolBox Assistant (Addison-Wesley)
  158. Inside Macintosh: Memory, More Macintosh ToolBox (Addison-Wesley)
  159.  
  160. ----------------------------------------------------------------------
  161. ■ 作成日      1995年 6月12日 
  162.     最終修正日  1996年 4月 6日 
  163.  
  164. ■ 作者      関  信
  165.              E-Mail:KHC00045@niftyserve.or.jp
  166.               〒213 神奈川県川崎市高津区久地138
  167.  
  168. ■  開発言語  Metrowerks C/C++ 68K 1.4.3(CW8)
  169.               Metrowerks C/C++ PPC 1.4.5(CW8)
  170.               Resorcerer 1.2.5 J
  171. ----------------------------------------------------------------------
  172.